HOME > 素行調査 > 素行調査の費用相場はいくら?
素行調査を探偵に依頼した場合の費用は10~100万円が相場です・・・
なぜ、このように大きな開きがあるのかというと、難易度や判明させたい項目の数によって、素行調査を実施する日数・調査員の数が異なるために、はっきりとした費用の相場が提示できないのです。
また、「低料金」「低価格」「格安」を売りにしている探偵や興信所に素行調査を依頼してトラブルに巻き込まれてしまったとい相談事例も後を絶ちません。
もちろん、
「高額な費用を払えば絶対に良い結果を得ることができる」
「安かろう、悪かろう」という訳ではありません。
しかし、きちんと成果を出すためには、腕のいい探偵を動員する必要があり、それなりの費用はかかるということです。
そのため、ご依頼者側にもある程度の相場や適正料金の知識が必要になります。
このページでは、探偵による素行調査の費用相場を料金プラン別に解説していきます。
「目次」
素行調査:パック制(定額制)型の料金相場は?
パック制(定額制)型で探偵に依頼するときのメリットとポイント
1日の素行調査:時間制型の料金相場は?
時間制型で探偵に依頼するときのメリットとポイント
素行調査:成功報酬制型の料金相場は?
成功報酬制型の素行調査におけるトラブル
成功報酬制型で探偵に依頼するときのメリットとポイント
素行調査における探偵事務所の料金体系パターンは、大きく分けると次の3つに分類されます。
①パック制(定額制)料金型
②時間制料金型
③成功報酬制型
これら3つの料金体系別に、素行調査の費用相場と依頼時のポイントをみていきましょう。
このパターンは、あらかじめ「10時間◯万円」のように時間と料金が決まっています。
探偵側が用意する定額の料金プランの中から、自分の素行調査に適したプランを選ぶことになります。
もしも定額の時間を消化しても欲しい情報が入手できなかった場合、それ以降は延長料金という形で対応してくれます。
10時間、15時間、30時間、1週間、1ヵ月間など、あらかじめ決められた時間や期間で設定されているので、パック料金制の場合、相場が大きく異なります。
素行調査1案件あたりの料金相場は、20万円~100万円とかなりの開きがあります。
・定額以上の費用が発生しない。
・期限内であれば、希望した日に素行調査を実施できる。
(稼働できる探偵を準備することができれば)
「稼働する探偵が何人分の費用なのか?」が明確でない場合があるので、確認が必要になります。
いつまでに消化しなければならないなどの有効期限が設けられているので、有効期限内にターゲットに動きがなければ、消化しきれないことがあります。
また、購入した時間すべてを使い切る前に、必要な情報や証拠が入手できたとしても、キャンセルできない(返金されない)ことが多いので、途中キャンセルと返金制度についても確認しておきましょう。
現在、多くの探偵社や興信所が採用している料金プランで、依頼主との話し合いの中で、時間数や人員数を自由に変更することができます。
このパターンの1日の費用は、
「1時間あたりの探偵の単価×稼働時間×人数+諸経費」で算出されます。
※社)東京都調査業協会|行動調査の料金に関するアンケート結果より
素行調査の人件費の料金相場は、探偵2名、1時間あたり1.5万円~2.5万円となっています。
(たいてい1度の素行調査では、2名の探偵が稼働します)
さらに、素行調査を実施する1日の平均時間は、スタートから終了まで4~6時間が7割以上を占めます。
これを参考に、5時間で計算してみるとどうなるでしょうか。
・1.5万円(2名)×5時間=7.5万円
・2.5万円(2名)×5時間=12.5万円
ここまでをまとめると、多少の超過時間と経費を見込んで、
1日の素行調査の料金の相場は、およそ8万円から15万円ということになります。
1日8~15万円という費用は決して安くはありませんが、適正な金額の範囲内といえるでしょう。
・費用の総額が計算しやすい。
・稼働時間、人員数を自由に変更できる。
・素行調査の実働分の費用しか発生しないため、無駄がない。
人件費の他に経費が請求されることが多いので、内容を確認しておく必要があります。
総額が人員数と時間数に左右されるので、契約前の打ち合わせ段階で、必要な時間数や人員数を探偵業者と決めておきましょう。
【参考情報】
素行調査/行動調査の平均期間と日数を短縮するコツ
このプランの特徴は「着手金+成功報酬+諸経費」で構成されています。
着手金は素行調査が成功しても、失敗しても支払う費用で、この中に経費が含まれている場合もあります。
また、「完全成功報酬制」という制度を設けいている探偵もおり、着手金は一切なく、調査が成功すれば、成功報酬と経費を支払う、失敗すれば「0円」(経費は発生)ということになります。
着手金:10~30万円
成功報酬:30~60万円
このようになっていますが、実際は探偵側の「言い値」で決められることも多いようです。
また、着手金が他の料金プランと比べてもそれほど変わらない場合もあり「着手金+成功報酬」で、素行調査の費用総額が他の料金プランや相場より割高になる場合が少なくありません。
この料金プランの場合、
「成功しなければ、報酬を支払わなくていい」という大きなメリットがあり、魅力的に感じ、安易に素行調査を依頼してしまう方がいます。
しかし、ご依頼主と探偵側の「成功」の意味の受け取り方の違いによるトラブルが多発しているので注意が必要です。
※決してダマすつもりではないのかもしれませんが、
「成功」と「失敗」の意味の受け取り方の違いによるケースも少なくありません。
・「怪しい動きはなかった」との報告で、「素行調査は成功です!」と成功報酬金を全額支払った。
(実際にはまともな調査をしていなかったり、経過写真ばかりというケースも報告されています。)
・証拠にならないような写真や映像での報告でも「成功です!」と報酬金を全額支払った。
(経験の浅い探偵による未熟な撮影技術、撮影機材の選択ミスなど。)
・成功報酬型で着手金を払って、素行調査を依頼したものの、いつまでたっても「まだ調査中です」と言われ、報告してもらえない。
( 中止を申し出ると、キャンセル料が発生すると言われてしまった。)
さらには、
・ターゲットを追い切れば、証拠を撮影できていなくても「成功!」
・一番最悪なのが、ターゲットに発覚したとしても追い切れば「成功!」
このように、「成功報酬制度」で素行調査を検討されている方は、「何がどうなった場合、成功なのか」を探偵と話し合い、しっかりと納得したうえで契約を交わすことが重要となります。
【参考サイト】
東京都調査業協会|《探偵ニュース》探偵が思う調査失敗と依頼人が思う調査失敗の違い
成功報酬型で探偵に依頼するメリットをあえて上げるとすれば、すでに確証があり、ターゲットが必ず動くと確実にわかっている日時に素行調査を実施すれば「成功する」可能性があるということでしょう。
「成功」したときにだけ報酬を払えばいい、というこの料金制度は、非常に分かりやすく、魅力的な印象を受けてしまいがちです。
しかし、
・「成功」とは何を意味するのか、
・「失敗」とは何がどうなった場合なのか、
・「成功」しなかったとき、報酬としての費用は発生しないのか、
これらをしっかりと確認しておくことが最重要といえます。
【参考情報】
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